先に行われたIOCの理事会での投票でレスリングが中核競技から外れてしまいました。
これでレスリングは野球&ソフトボール、スカッシュ,空手,クライミング,ローラースケート,水上スキー、武術の7競技と共に最後の1枠を争うことになりました。
まず問題なのがなぜ理事会でレスリングが投票で除外対象になったのかですね。
レスリングといえば古代オリンピックの時代でも行われた最古のスポーツのひとつです。
速く走る=100m走、長く走る=マラソン、早く泳ぐ=水泳、誰よりも力持ち=重量挙げ,
そして誰よりも強く相手を打ち負かす=レスリング・ボクシング
人間の普遍的な力を競い合う、もっともシンプルな伝統あるスポーツのひとつです。
それが近代5種やテコンドーにどこが劣ると言うのでしょうかね?
まず近代5種・・・これはかつてのIOC理事長サマランチ会長の息子が
副理事をしているとかなんとか・・・
おいおい政治力かよ
そしてテコンドーは国をあげての積極的なロビー活動が効を奏したということですか?
そもそも理事のほとんどがレスリングも野球も盛んではない西ヨーロッパの人間ばかり
この辺から改善しない限り日本はずっとこういう目に会うのかな???
さて、これからの問題が日本は国をあげてどういう姿勢を見せるかですね
スポンサーの興行的には野球&ソフトボールを推したい人たちも多いでしょうし
また、金メダル量産してきたレスリングにも未練があるでしょうし・・・
しかし、ここはひとつまとまってかからないと野球もレスリングもどちらも選ばれない可能性があります。
報道では武術って表現ですが
これ太極拳のことですからね〜
世界一の人口、GDPももうすぐ米国を抜いて1位になる国、
さらにはオリンピックでもメダル獲得数も2位にまでのし上がってきた中国。
中国発祥の競技がオリンピックに無いと言うのは中国にとっては屈辱でしょうから
国をあげてのロビー活動をしかけてくるかもしれません。
賄賂・ハニートラップ・・・お構い無しの国ですから